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精神科 看護師の資格を知りたい!

精神科に限らず看護師が取得できる資格は様々あります。

看護師の資格だけで今後も働いていくのか、それとも専門性を高めてスキルアップしていくのかはあなた次第です。

資格の中には、資格手当など給料に反映するものもあります。

精神科は急性期から慢性期まで多くの職場があり、専門的な資格を大いに生かせる診療科ではないでしょうか。

あなたも精神科看護でスキルアップを目指してみませんか?今回は、精神科看護師に関係する資格についてお伝えしたいと思います。

精神科で看護師が資格を取るとしたら?

精神科 看護師の資格としては“日本看護協会の精神科専門看護師”、“認定看護師”、“リエゾン看護師(精神看護専門看護師)”などがあります。

また精神科認知症病棟で勤めている場合は、日本看護協会の“認知症認定看護師”という資格もあります。

ここでは、精神科専門看護師と認定看護師を中心にお伝えしますね。

まず日本看護協会の精神科専門看護師は、精神看護領域で更に専門化した分野における知識と技術を習得する資格です。

専門看護師の資格を取るには、まず看護系大学院に2年間通い修士課程を修了する必要があります。

そして、更に実務研修が通算5年以上ありその内3年間以上は専門看護分野の実務研修であることが資格取得の為の必須条件となっています。

その後に認定試験(筆記試験と面接)に合格すれば、晴れて専門看護師となることができます。

資格取得後も永久ではなく5年ごとの更新審査を受ける必要があり、取得後もスキルアップを継続しなくてはならない厳しい資格です。

また、精神科の認定看護師資格は日本精神科看護協会と日本精神科医学会が認定する資格があります。

ここでは、日本精神科看護協会による精神科認定看護師制度についてお伝えしましょう。

この資格は平成27年度から制度が改正されますので、改正後の新しい情報をお話しますね。

認定看護師は、精神科領域の優れた看護技術・知識の獲得を目指す資格です。

特に実習では、精神科病棟と外来・在宅部門を実施し、入院から地域生活までを一体的に学習することができるようです。

受講資格は、精神科看護の実務経験が5年以上ある看護師です。

8ヶ月コースか2年コースの研修会(内30日が実習)の終了後、試験に合格することによって資格を取得できます。

費用は大体55万円程度で、認定看護師取得後も永久ではなく5年ごとの更新が必要となります。

仕事と資格取得の両立については可能のようです。それはとてもありがたいことですね。

リエゾン看護師については他のコラムで詳しくお話ししていますので、そちらも参考にしてみてください。

精神科の看護師が資格を取得するメリットとは?

精神科で看護師が資格取得を目指すメリットは、3点程あると思います。

1点目は、まず給料の向上につながる職場もあるということです。

日本看護協会の精神科専門看護師は資格手当がついたり、転職時に給料を優遇してくれる病院もあります。

または専門看護師の取得から職位が上がり、それに伴って給料が上がるケースもあるでしょう。

特に平成24年度に精神科リエゾンチームの診療報酬が新設されたので、今後は専門看護師・認定看護師としてチームに関わることによって昇格・昇給へつながる病院も増えるかもしれません。

2点目は、精神疾患の知識向上やスキルアップをすることで、看護の幅が広がることです。

精神科看護は、観察力や洞察力、高いコミュニケーション能力が必要となります。

日々患者さんの対応に悩むことも多いため、専門的に勉強することによりもっと働きやすくなるのではないかと思います。

3点目は、専門看護師や認定看護師といった資格を持っていることにより患者さんや家族、そして他職種スタッフへの説得力が出てくるということです。

精神科看護では、患者さんや家族とコミュニケーションをとり信頼関係を築いていけることが大切です。

やはり看護師資格だけでなく専門・認定資格を取得している看護師の方が、患者さんや家族は相談しやすく安心感を与えられるでしょう。

精神科の看護師は資格を取得した方がいいの?デメリットも考えよう。

精神科の看護師が資格を取得することに対してのデメリットはあまりないと思います。

しかし、資格を取るために使った時間や労力、お金に相当する見返りが本当にあるのか?ということは考えておいた方が良いと思います。

特に専門看護師は2年間も大学院に通わないといけないので、その為の学費と生活費、受験料を準備しなければなりません。

その状況や職場によっては、アルバイトも難しく一時退職しなければいけないこともあるでしょう。

また認定看護師は、仕事との両立は可能ですが55万円程度の費用がかかります。

費用負担は病院側が行ってくれるのか、研修会や実習においての休暇をどのように確保するのかも考える必要があります。

そのような現状に対して、実際には資格を取得しても必ずしも給料に反映する病院・施設ばかりではないということです。

逆に仕事量だけが増えてしまい給料は全く変化がない!なんて職場も中にはあるかもしれません。それはとても残念ですよね。

実際に、先に紹介した精神科認定看護師はまだまだ手当てをつけてくれる病院は少ないようです。

もしあなたが転職のために資格取得を考えているのであれば、あらかじめ資格を優遇してくれる職場や資格取得をバックアップしてくれる職場をピックアップしておくのが良いでしょう。

精神科看護・心の看護は専門的に勉強していくと、とても奥の深く面白い分野です。

もし興味があれば将来の資格取得も踏まえて、職場を探してみませんか?

まずは看護師転職サイトに登録して、相談してみてください。


執筆者情報

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